Magic - STAP細胞
なにもないところから物を出してくる
It’s magic.
ハトが出るくらいなら 驚かないが
どこでもドアだと たまげる
ストレスで初期化されるなら 僕はいつでも初期状態だ
なんのことはない それは手品
かわいい
かわいがれるのは 大事だね
こびるでもなく くすぐるらいで
憎まれない程度の あくたいをついて
それでも いつも横にいる
経歴書なんて 大事じゃないのさ
そりゃ 最初にひっかけるには必要だけど
1000人から一人が選ばれるとしたら
紙に書かれたものじゃないだろう
インスピレーションが大事だろ
ただただ、かわいいって
ごめんね
今日はどうだったの と君が言う
多分 だめじゃないかな と僕
逆転をねらったけど ちょっと難しそう
ごめんね
頼りない 亭主で
宝くじでも当たらないかな
幸せに してあげたかったのに
君は 何も気にしていないように
いつもどうりの 明るさで
ごめんね
馬鹿な 亭主で
すべては言えないよ
すべては言えないよ
すべては書けないよ
楽譜は本物じゃないスケルトン
五線譜で全てがあらわせるのなら
デジタルで全てが再生できるだろう
でも、五線譜の後ろに 表現したい
大切にしたい 魂があるように思う
ロボットじゃ分からないだろう
言葉もいつも誤解される
いろんな背景があって 成立する言葉なんだ
言葉だけでは 行間の意味は分からない
すべてを伝えることはできないから
すべてを伝えることはできないのは分かってるから
近づけようとあがくのさ
君にも すべては言えないよ
ニコニコしちゃ駄目だよ
負けて 喜ぶのは おかしい
悔しくなけりゃ
恥ずかしい態度もダメだよ
本気だったのなら
愛想笑いの ニコニコは要らない
涙流して 喜ぶのが ステキさ
だから悔しい時に 笑っちゃいけない
自分の気持ちを だましちゃいけない
笑うのは 今度にしよう
ピアノマンを聴きながら
ビリー・ジョエルは あこがれかな
ニューヨーク育ちの おしゃれなサウンドで
格好良すぎた
1970代後半から1980年前半まで
スーパースターの彼の歌には うっとりする
都会の摩天楼が良く似合う
Just the way you are なんか
高層ビル上階のラウンジで聴いていた
Honesty もいいな
お金があるときは そんなところで飲めたものさ
もう30年も前のこと 若かった頃
そんなの 思い出しても 何にもならないが
懐かしいサウンド
時代は変わる
僕らはテレビの前で じっとテニスを見ている
ウインブルドンはテニスの最高峰さ
錦織はもちろん応援しているが
よく知らない選手の勝負も面白い
ラオニッチとディミトロフの活躍がめざましい
同じコートに立てば 先輩へのリスペクトは無用さ
フェデラーが19歳でサンプラスを破ったように
ナダルが同じくフェデラーを破ったように
若い才能は自分の力で王座を狙っていかなくちゃ
ジョコビッチが心をむき出しで吠えている
いつもロボットのようなプレイヤーと思っていたのに
必死で 勝とうとしている
時代は変わる 若い獅子が牙をむく
そして その戦いが面白いんだ
正しいかどうかじゃない
好きか嫌いかなんだよ
自分がどっちに行きたいのかは
それは データじゃないんだ
正解は ないんだよ
君にも好きな歌はあるだろ?
なぜ好きかって言えるかい?
言えたにしても 言った途端に
しらじらしく なってしまうだろ?
走りだす時に 動きだす時に
正しいことかなんて考えないだろう?
理屈では答えられない たくさんの事があったのさ
それは 正しい行動でなくても
その時の 心に従った 選択だったのさ
調子いいぜ -次女に-
君の歌声が聞こえる
お風呂場は最高のカラオケボックスだね
何の歌か分からないが 調子よさそう
元気に歌えれば それが一番さ
風呂上がりの 寒天ゼリーもおいしいよね
何度も冷蔵庫から取り出して
食べる 食べる すごい食欲 高校生だものね
カロリー0だからって お腹にはどうかな
それから豆乳を飲んで 一息つく
おっと バナナもまだ食べるのかい
なかなか 痩せそうにないな
さっぱりしたかい 今日はもうおしまいだろ
カバンかついで2階に上がってゆく
さあ 明日また がんばろう
おやすみ
間違ってなんかないさ
僕の好きな曲を 君が嫌いと言ったとしても
好きなものは 好きなのさ
君がすきな服を 僕が反対したとしても
君はそれを 選ぶだろう
ひとの好み は個人的なもの
ぼくの好み きみの好みとは
違うかも知れない
いろいろで良いさ 同じばっかりのほうが変
いろいろで良いさ そっちの方がおもしろい
イヤホーンで音楽を聴く僕
テレビでスポーツを観る君
ときどき同じ話をして たまには同じような気持ちで
お笑い番組で 一緒に笑ったりしたりして
自分は大切だよね ときどき相手に合わせて
たわいない会話かも知れないが 一緒の時間があって
それでいいよ
間違ってなんかないさ