ベトナム滞在記#4 ビアホイに行ってみよう

こんにちは、ひかりです。

早いものでもう12月ですね。ベトナムは未だ秋の涼しさで、最高気温が30度の日も。

年末年始の休みも無いのであまり区切りという印象は無いのですが、日本にいた頃の感覚からか冬はあっという間に感じます。仕事に追われ疲労が溜まってきている今日この頃。

そんな仕事の疲れを癒すものといえばお酒、飲みの場です。笑ということで、今回はベトナムの酒場を象徴する存在とも言える”ビアホイ”をご紹介したいと思います。

”ビアホイ”とは生ビールのことを意味していますが、転じてビアホイを提供している大衆酒場の事を指します。ベトナムの至る所で似た看板がありどれも同じに見えますが、チェーン店という訳ではなく個人店なんだそう。ビール一杯が50円〜80円程と大変お安いのが魅力なのですが、ベトナム人の家族経営のお店が多く、未だ言語の壁を感じている私にはちょっとハードルが高い。

そんな私でも気軽に行けるビアホイがあります。

それがこちら、「BIA HOI SAMURAI」というお店です。

場所はホータイ地区の南の方にあります。周辺はとてもローカルな雰囲気、かつ同じ住所の通りが3つある為、初めて行く方には少し場所が分かりにくいかもしれません。

小鳥屋さん?を通り過ぎてビアホイに到着。

「サムライ」と付くだけあって、このビアホイ、なんと日本語が通じます。オーナーさん曰く”ハノイで唯一日本語が通じるビアホイ”なんだそう。(本当かどうかは不明ですが)

ベトナム人と日本人の方が共同で経営されていて、ベトナム人の方も日本に住んでいたことがあり日本語がとても上手。おすすめの料理を注文しました。

殻付きピーナッツ(お通し)、空芯菜炒め、山羊肉の唐揚げ?、ネギ乗せ揚げ豆腐などなど…メニューはビアホイのベターなものを押さえつつ、他にも色々ある印象でした。ビールもこだわりがあり、樽で1日寝かせているのだとか。喉越しが良く何杯でも飲めちゃいます。

焼き鳥が本当に美味しかったです。お店で飼っている鶏を締めたて、捌きたてで頂く為身がとても柔らかい。

豚肉やエビフライも美味。

別の日には鶏鍋を頂きました。(鶏の姿造りのような写真があるので注意!)

生きていた頃の面影を残す鶏を料理する機会などあまり無く、命を頂いている感じがしました…この世の全ての食材に感謝…

水炊き寄りの優しいお味で心も体も温まりました。やはり冬と言えば鍋ですね。オーナーさんに鍋奉行をお任せすると後半は鍋にビールを注いでいて、文化の違いを感じることも。そういった驚きを話題にして交流が出来るのも面白いですね。

建物も程よい広さですぐに店員さんが気付いてくれますし、外で自然を感じながら飲める所も風情があり気に入っています。また、オーナーさんが一緒に飲んでくれたり、他のお客さんと一緒に飲んだりということもあり、アットホームな雰囲気が魅力です。機会があればぜひ訪れてみて下さい。

ただ、ベトナムでの飲みの場全てに言えることなのですがベトナム人は本当にお酒に強い人が多く、グラスが空いたらすぐに注ぐ、一気を煽る等の文化がある為、酔っ払いすぎないように気を付ける必要があります。Không say không về!(酔っ払うまで帰るな!だそうです笑)

仕事に追われる日々も、美味しいご飯とお酒で乗り越えていきたいですね。

それでは。

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